気ままにクラシック・エッセイ

「あの曲がずっと頭の中で…」なんて事ないですか?・・・もやもや、或いは選択に悩んでいるクラシック、ジャズの相談解消します。
レコード探偵アマデウスが名曲のミステリーを、楽しく紹介します。

長岡鉄男

外盤A級セレクション推薦 - HM1036 クレメンチッチ・コンソート「ラ・フェート・ド・ラーヌ」~ロバの祭り - 狂気の祭典

長岡鉄男氏の『外盤A級セレクション』〜クレマンシックが楽しく聴かせてくれる不思議な魅力に満ちた世界。

録音は素晴らしく、声は恐ろしくリアル、古楽器の切れ込みは鮮烈、パーカッションの重低音も異様な迫力がある。
音楽は全編がクライマックス。演奏は異常にテンションが高く、パワフル、エネルギッシュ。透明感があり、情報量が多く、ホールエコーも絶品。録音エンジニアはジャン=フランソワ・ポンテフラクト。
長岡鉄男氏が『外盤A級セレクション』で「両面聴いても飽きない、中世カトリック教会の”狂気の祭典”」と賞賛した1枚です。
中世カトリック教会の奇祭「ロバの祭り」。入祭踊、祭の主の手に主教杖を贈る儀式、ロバどもと酒飲みどものミサ、行列の四部構成。
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伝説的な高音質録音と独特の音響世界 - HM1015 グレゴリオ・パニアグァ 古代ギリシャの音楽 - 長岡鉄男氏の大絶賛により一世を風靡

長岡鉄男氏の大絶賛により大ヒット、驚異的な高音質録音で一世を風靡した一枚。伝説的な高音質録音と独特の音響世界!

SN比がよく、残響がすごく長く豊かで美しく、しかも直接音は鮮明で力強い。音像の輪郭は自然、定位も自然で、音場は3次元的に深く広い。はるか彼方に雀の声がきこえる。雀の声はアルバムを通して絶えず入っている。
Dレンジは圧倒的に広く、こんなに力感のある、厚みのある音はきいたことがない。ぞっとするほどの生々しさがある。こんな録音は通常の方法では不可能である。筆者の想像では、録音場所は、人里離れた修道院の、天井の高い礼拝堂、時間は早朝、マイクは2本、2トラックデッキ直結、リミッター、ドルビー、ミキシング等いっさいなし、というのを基本にしていると思う。とにかくすばらしい録音である。
ずば抜けた優秀録音と独特の音響世界とでハルモニアムンディ・フランスの大ベストセラー。数少ない資料から楽譜、楽器、演奏法をまさに「復元」。
古代ギリシアを大胆に再現し、大きな衝撃を与えた1978年の録音。録音でも高く評価された名盤。グレゴリオ・パニアグアによる古楽アンサンブル、アトリウム・ムジケ・デ・マドリッドによるアルバムは今を以ってしても、やっぱり衝撃を受ける。何なんだ?!この音楽は … ピューン、ドドドドン、シャリシャリン!まるで、何かをひっくり返してしまったようなサウンドで始まる。いきなりの騒音にドキっとさせられ、のっけから衝撃的。
より良い音で楽しみたいというのがオーディオ・ファイルの見果てぬ夢。アナログ録音の持つ風合い・空気感がダイレクトに届きます。ぜひ、お手持ちの装置とご自分の耳でお確かめください。
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