音と音が交わる、音楽と音楽が行き交う、 音楽を愛する人と人とが交歓する、ここは、おんがく交差点。 珠玉の演奏と上質な音楽トークをお楽しみあれ。

ゲストは“炎のコバケン”として知られ、広く世界で活躍されている、指揮者・小林研一郎さんです。
大谷康子さんがブダペストのCDショップに入った時のこと、お店の方が、「あなたは小林研一郎を知っているわよね。彼は今日はロンドンよ、明日は … … 」と公演スケジュールを話されたのには驚き、「アイドルのように人気者なんだなあ。」と感動したと振り返る。
小林研一郎はピアノも歌も素晴らしくて、大谷康子さんのヴァイオリンでコンサートでも共演されていて親しみもあるはずなのに、思い出話を伝える様子は熱心で、テレビを観ている視聴者の存在も意識の中にあって内輪のおしゃべりに終わっていないので話しに引き込まされる。オーケストラともリハーサルは気持ちを伝えることに熱心なのだな、それが本番の炎に転化されるのだなと実感する。短い時間だが今回番組で、深いお話も伺えました。なるほど必見です。
大谷康子さんの十八番だからと小林研一郎さんの方から指定されたのか、コラボは「チャールダーシュ」。大谷康子さん自身“私は歌うヴァイオリン”と呼ばれているの、と自信満々。もしかしたら、ハンガリーの方に(遠い)昔住んでいたのかもしれないな」と番組の締めに言葉にされた。
「ヴァイオリンの小径」はブラームスの「ハンガリー舞曲 第6番」。ハンガリーを演奏して回っていた時代に現地で耳にした旋律にインスパイアしてブラームスが楽譜に残した舞曲集。実際の収録はどちらが先立ったかはしれませんが、コラボの「チャールダーシュ」の余韻を受けた紅潮した演奏でした。来週がクリスマスだが、この録画はお正月に見なおしても楽しいだろう。
『炎のコバケン』は『冷たく』燃える!? 『コバケン』と親しまれ『炎のマエストロ』とも呼ばれる世界的指揮者・小林研一郎さん。だがコバケンさん自身は、本来は『炎』ではなく『冷たい静けさ』があると考えているという。実は『炎』の原点は、幼い頃に父が教えてくれた『月の沙漠』の体験。一体どういう事なのか?
小学4年の時『運命を変えた』ベートーヴェン『第九』との出会いもピアノ演奏を交えて紹介!
元々は作曲家志望で音楽大学に入学したが...断念して指揮科に入り直した!キッカケは現代曲!?
大晦日恒例の『ベートーヴェン交響曲全9曲演奏』は、コバケンさんにとっては健康のため!?
今回は、ピアノ弾き語りやヴァイオリンとのコラボなど『コバケンワールド』が静かに燃える!続きを読む