気ままにクラシック・エッセイ

「あの曲がずっと頭の中で…」なんて事ないですか?・・・もやもや、或いは選択に悩んでいるクラシック、ジャズの相談解消します。
レコード探偵アマデウスが名曲のミステリーを、楽しく紹介します。

大谷康子

オーケストラと渡り合う魔法のハーモニカ〜おんがく交差点

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出演者

【ゲスト】和谷泰扶(ハーモニカ奏者)
【MC】春風亭小朝、大谷康子(ヴァイオリニスト)
【ナレーション】加藤円夏

音楽談義

■オーケストラと渡り合う魔法のハーモニカ!?ゲストはドイツでもソリストとして活躍したクロマティックハーモニカ奏者の和谷泰扶さん。1988年と89年には国際的なハーモニカのコンクールで2年連続の第1位に輝いた名手だ。クロマティックハーモニカは教育楽器のハーモニカとは違い、レバーを押すと半音が出せる。和谷さんは『オーケストラと共演できる楽器である』と証明するため、常に燕尾服を着用!

今でも腹筋が割れている屈強な体…なのに『渇く』だけでハーモニカが赤くなることも…?一番の大敵は、あくび…!口では出来ないから『目だけであくび』…?一体どういうこと?『魔法のハーモニカ』を駆使する名手と共にクロマティックハーモニカの魅力に迫る!

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スプーンで叩くの? 映画『犬神家の一族』の音楽でも使われていた『変なおじさん』の『変な楽器』 ― おんがく交差点 第111回 MiMiさん【ハンマーダルシマー奏者】5

音と音が交わる、音楽と音楽が行き交う、 音楽を愛する人と人とが交歓する、ここは、おんがく交差点。 珠玉の演奏と上質な音楽トークをお楽しみあれ。

おんがく交差点 第111回、ゲストはハンマーダルシマー奏者のMiMiさんです。

『変なおじさん』の『変な楽器』?ハンマーダルシマー!

ハンマーダルシマーはペルシャが起源で『ピアノの先祖』といわれている『打弦楽器』だ。数十本の弦を2本のハンマーで叩いて演奏。映画『犬神家の一族』の音楽でも使われていた。
MiMiさんは音大のピアノ科を卒業してから独学でハンマーダルシマーの演奏法を習得した。
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4月のテーマ「花」 ― おんがく交差点 第105回 樋口達哉さん【テノール】

音と音が交わる、音楽と音楽が行き交う、 音楽を愛する人と人とが交歓する、ここは、おんがく交差点。 珠玉の演奏と上質な音楽トークをお楽しみあれ。

おんがく交差点 第105回、4月から土曜 朝の放送になったおんがく交差点、今朝のゲストは「テノールの貴公子」樋口達哉さんです。

『スター誕生』に憧れた『テノールの貴公子』

イタリアの明るい太陽を想わせる美声を奏でる『テノールの貴公子』樋口達哉さんは、子供の頃に見た『スター誕生』と『劇団四季』がキッカケで歌手を目指したそうです。大学時代はバリトンを専攻。だが先生の「テノールの方が向いてるかも?」という言葉でテノールに転向したおかげで、オペラの殿堂『ミラノ・スカラ座』に出演できたのだとか。ヨーロッパで活躍する日本人オペラ歌手は少なくないのですが、ソリストとなると『日本人であること』は壁となる。 ... なぜか。続きを読む

4月7日(土)より放送時間が毎週土曜朝8時となります。 ― おんがく交差点 第104回 横山幸雄さん【ピアニスト】

音と音が交わる、音楽と音楽が行き交う、 音楽を愛する人と人とが交歓する、ここは、おんがく交差点。 珠玉の演奏と上質な音楽トークをお楽しみあれ。

おんがく交差点 第104回、おんがく交差点 土曜 朝の放送になって最初のゲストはピアニスト、横山幸雄さんです。

『私はショパン』 ― 全212曲を暗譜したショパン弾き

今回は春風亭小朝さんのリクエストでショパンを演奏。暗譜した212曲から選んだ曲は。続きを読む

下手に歌って大ヒット! ― おんがく交差点 第93回 1月11日 上條恒彦さん【歌手・俳優】

音と音が交わる、音楽と音楽が行き交う、 音楽を愛する人と人とが交歓する、ここは、おんがく交差点。 珠玉の演奏と上質な音楽トークをお楽しみあれ。

おんがく交差点 第93回、ゲストは歌手・ 俳優の上條恒彦さんです。
「ご一緒して、そのお声の響くこと!歌はもちろん話し声も、収録のハクジュホールに響きわたりました。」と圧倒されていたのか、緊張からか、しょんぼり、大谷康子さんが借りてきた猫状態だったのが何時もと違った。苦手なのかなと思えたくらい。その分を春風亭小朝さんが、積極的でした。三匹の侍でテレビシリーズを経験されてたから、尋ねたいことがいろいろあったみたい。木枯し紋次郎のテレビバージョンの録音は、市川崑監督からの「下手に歌って欲しい。紋次郎が歌っているように歌って欲しい」と注文をつけられたというお話。今夜の放送では、朧朧と声楽的な紋次郎でした。
永六輔さん作詞、中村八大さん作曲のすばらしい曲でコラボ。「生きているということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返していくこと。誰かに借りたら、誰かに返そう。誰かにそうしてもらったように、誰かにそうしてあげよう。」と永六輔さんの歌詞の説得が重いのですが、中村八大さんの曲の旋律線も際立っていたのは大谷康子のヴァイオリンが上條恒彦の歌声に良いオブリガートになっていたからでしょうか。徒に歪まされることなく、中村八大さんのメロディーに潜在しているパワーが開放されていました。永六輔さんと中村八大さんのコンビは、どちらか欠いても成立しなかったのではないかしら。
今回の「ヴァイオリンの小径」は上條恒彦さんが長く主役を歌われてきた「屋根の上のヴァイオリン弾き」から“サンライズ サンセット”です。何時もなら、大谷康子さんの演奏に強く印象付けられるのですが、放送が終わって数時間たってもヴァイオリンの音色が添え物だったように、上條恒彦さんの歌声の残響が耳に強く残っています。
下手に歌って大ヒット!歌手・上條恒彦誕生秘話 高校卒業後、俳優を志し上京したという上條さんだが、アルバイト先の歌声喫茶であるアドバイスをうけ、歌手修行を開始したという。果たしてそのアドバイスとは?
さらに市川崑監督作品「木枯し紋次郎」の主題歌「だれかが風の中で」のレコーディングでは、監督から「もっと下手に歌って」との指示が!一体どういうことなのか!?
ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」で、森繁久彌さんから主役を引き継いだ際のエピソードなども披露する。
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