音と音が交わる、音楽と音楽が行き交う、 音楽を愛する人と人とが交歓する、ここは、おんがく交差点。 珠玉の演奏と上質な音楽トークをお楽しみあれ。

ゲストはコーラスグループのベテラン、ボニージャックスさん!いつもほんとに素敵な歌声です。
大谷康子さんは、「35年くらい前にご一緒させていただいたのが、私にとって初めてでした。いつも明るくユーモア溢れ、謙虚でいらして…。だからすばらしいハーモニーが長く続くのですね」と振り返る。ボニー・ジャックスはジャズ・コーラスとして活動を初めて、それが「ちいさい秋みつけた」を歌ったことで活動する世界が広がる機会となったそうです。セカンド・テナーの大町正人さんの輝かしい声は印象深くて、そのリタイアは活動が続くのか心配でしたが30歳の年の開きもある吉田秀行さんの参加を得たのも、そのバラエティに富むレパートリーあってのことではなかったか。
もうすぐクリスマスですからコラボは「ホワイト・クリスマス」。大谷康子さんのドレスもクリスマス限定デザインのものだということでした。最初は全員がハモっていましたがヴァイオリンのソロがちょっとはっとするフレーズを歌い出してからは、男声四人のコーラスにヴァイオリンが沿うスタイルから発展して、女声ソロの替わりにヴァイオリンが加わった五重奏のようでした。
「ヴァイオリンの小径」は大谷直子さんが“大好きなチャイコフスキーの「メロディー」”です。ピアノは若手実力派、居福健太郎さんです。大谷康子さんの歌いまわしが独特で、ハイフェッツがアレンジした版もあったなと思い出された。短い時間ながら聴き応えのある演奏でした。
結成60周年!続く秘訣はケンカとマネージャー!? 早稲田大学グリークラブ出身の男性4人からなる老舗コーラスグループ・ボニージャックス。クリスマス・イブで結成60周年。玉田元康さん、鹿嶌武臣さん、西脇久夫さんの3人が80歳代。途中加入の吉田秀行さんだけ50歳代だが ... 先輩に囲まれ、まるでマネージャーのように喋らない。
一方で80歳代の3人は『敬老会で歌ったら周りは殆ど後輩!先輩はみんな仏様!』と笑い飛ばす。
4人グループだから誰か歌詞を間違えても大丈夫と豪語するが、全員で歌詞を間違える事も ... !?
だが吉田さん加入で練習量は増加。3人曰く『歌詞を覚えさせるため。我々は忘れないため!』レパートリー5,000曲以上の中で、運命を変えた歌は『ちいさい秋みつけた』。一体なぜ?続きを読む