長岡鉄男氏の『外盤A級セレクション』〜クレマンシックが楽しく聴かせてくれる不思議な魅力に満ちた世界。

録音は素晴らしく、声は恐ろしくリアル、古楽器の切れ込みは鮮烈、パーカッションの重低音も異様な迫力がある。
音楽は全編がクライマックス。演奏は異常にテンションが高く、パワフル、エネルギッシュ。透明感があり、情報量が多く、ホールエコーも絶品。録音エンジニアはジャン=フランソワ・ポンテフラクト。
長岡鉄男氏が『外盤A級セレクション』で「両面聴いても飽きない、中世カトリック教会の”狂気の祭典”」と賞賛した1枚です。
中世カトリック教会の奇祭「ロバの祭り」。入祭踊、祭の主の手に主教杖を贈る儀式、ロバどもと酒飲みどものミサ、行列の四部構成。
FR HARMONIA HM1036 クレメンチッチ・コンソート ク…
FR HARMONIA HM1036 クレメンチッチ・コンソート クレメンチッチ・「ラ・フェート・ド・ラーヌ」~ロバの祭り

長岡鉄男「外盤A級セレクション」でも推薦された優秀録音盤。

「ロバの祭」とは中世に身分低い僧侶たちが中心となり取り行った愚者の祭、すなわち卑俗さ卑猥さを容認するバカ騒ぎによって「命の洗濯」をするお祭だ。
ルネ・クレマンシックは叙情的な演奏様式を追求し、古い音楽および現代音楽双方の即興技法に強く引かれた。1958年にムジカ・アンティカを創立し、中世からバロックの音楽を当時の楽器を用いて演奏するようになる。1968年には中世、ルネサンス、バロック期の音楽と、前衛音楽の演奏を目的にした自身のクレマンシック・コンソートを結成。ウィーンを本拠にし、17世紀の知られざるオペラ、教会カンタータ、典礼劇などの発掘蘇演を行い、レコード録音とともにその名声と評価を定着させた。 本盤には、クレマンシックの羽目を外した大胆さが「カルミナ・ブラーナ」の時と同様にあり理屈抜きで楽しめる。1979年9月録音。
品番 34-21680
レコード番号 HM1036
指揮者 レネー・クレメンチッチ
オーケストラ クレメンチッチ・コンソート
録音種別 STEREO
ジャケット状態 M-
レコード状態 M-
製盤国 FR(フランス)盤
カルテ(声楽) BLACK WITH SILVER LETTERING, STEREO (120g), Release 1980

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  • オーダー番号34-21680
  • 販売価格8,000円(税別)
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